
ついに実現した二度目の東京ドーム公演のエンディングに残した「ここから、はじまる。行こう。いっしょに。」というメッセージとともに2025年に突入した 日向坂46 。2023年後半から続く過渡期がようやく終わり、グループとして一枚岩となっての攻めが本格化すると思われたが、年明け早々に飛び込んできたのは 佐々木久美 、 佐々木美玲 、 高瀬愛奈 という最後の一期生の卒業というニュースだった。1月発売の13thシングル『卒業写真だけが知ってる』が一期生参加最後の作品となってしまうわけだが、彼女たちと入れ替わるようにこの3月に加入発表されたのが新メンバー五期生の10人。連日1人ずつ名前とビジュアルが公開されるたびに、SNSを中心に大きな反響を呼んだが、このグループ最大の転換期における節目となるのが4月5日、6日に横浜スタジアムで開催された『6回目のひな誕祭』であることは、紛れもない事実だ。